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認証・評価制度
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エコアクション21エコアクション21
ISO14001のほかにも、いくつもの環境保全への取り組みの指針となる制度があります。コストと労力に見合った適切な取り組みができるよう、各種認証・評価制度に関する情報を掲載していきます。
エコアクション21
エコアクション21認証・登録制度は、中小事業者等の幅広い事業者に対して、「環境への取組を効果的・効率的に行うシステムを構築・運用し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として環境省が策定した「エコアクション21ガイドライン」に基づく、事業者のための認証・登録制度です。
「エコアクション21 ガイドライン」は、環境省が策定し、認証・登録は、財団法人地球環境戦略研究機関 持続性センターが実施しています。 エコアクション21は、ISO14001に比べると、比較的低コストで取得することができます。
しかし、国際的な知名度や大企業における認知度を考えると、ISO14001のほうが断然有利であると言えます。同じような労力をかけて取り組むのなら、ISO14001に挑戦したほうが、後々の利点は多いでしょう。
なお、産業廃棄物処理業者については、環境省が平成17 年4 月1日に施行した「産業廃棄物処理業者の優良性の判断に係る評価制度」の評価基準のうち、「環境保全への取組」が平成18 年10 月1 日から施行されています。
この「環境保全への取組」は、「エコアクション21の認証の取得」が評価基準の項目の一つとして適用されることになっており、産業廃棄物処理業者向けのマニュアルも用意されています。
第2は、事業構想に基づく編集・構成
ISO14001 | エコアクション21 | |
---|---|---|
規格の策定 | 国際標準化機構(ISO) | 環境省 |
規格の目的 | 環境負荷の低減 | 環境負荷の削減 |
登録機関 | (財)日本適合性認定協会(JAB)の認定を受けた審査機関 | (財)地球環境戦略研究機関持続性センターエコアクション21事務局(中央事務局) |
要求事項項目数 | 18 | 12+1(環境活動レポート) |
現状把握方法 | 環境側面抽出と環境影響評価 | 環境負荷、環境取組チェック |
内部チェック | 内部監査 | 特に規定なし |
情報公開性 | 特に規定なし | 環境活動レポートの公表 |
審査・認証費用 | 80万円〜(コンサル含まず) | 20万円〜(コンサル含まず) |
認知度 | 高い(国際規格) | 低い(国際性は特に低い) |
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